「ただし」と「しかし」の違いは?条件追加と逆接を使い分ける

2026年06月24日(水) 10時56分27秒

更新: 2026年07月09日(木) 07時11分05秒

「ただし」と「しかし」の違いは?条件追加と逆接を使い分ける

「ただし」と「しかし」の違いは?条件追加と逆接を使い分ける

「ただし」と「しかし」は、どちらも前の文に続けて使う接続表現です。

しかし、役割は同じではありません。
「しかし」は逆接、「ただし」は条件や例外の追加を表します。

「しかし」は逆接

「しかし」は、前の内容とは反対の内容、または予想と違う内容を続けるときに使います。

例文:
この本は難しいです。しかし、とても役に立ちます。
雨が降っていました。しかし、試合は行われました。
彼は努力しました。しかし、結果は出ませんでした。

「しかし」は、前の文と後の文の間に対立や逆の流れがあります。

「ただし」は条件・例外の追加

「ただし」は、前の内容を認めたうえで、条件や注意点を加えるときに使います。

例文:
この部屋は自由に使えます。ただし、飲食は禁止です。
申し込みは誰でもできます。ただし、18歳以上に限ります。
明日は休校です。ただし、職員は通常どおり出勤してください。

「ただし」は、前の文を完全に否定するのではなく、「ただ、この条件があります」と補足します。

違いの整理

「しかし」は、流れを反対方向に変えます。
「ただし」は、前の内容に条件や制限を加えます。

例文:
このサービスは便利です。しかし、料金が高いです。
このサービスは無料です。ただし、登録が必要です。

1つ目は「便利だが高い」という逆接です。
2つ目は「無料だが条件として登録が必要」という補足です。

JLPTでの注意点

「ただし」は、案内文、規則、説明文でよく使われます。
特に「利用できます。ただし、〜」「参加できます。ただし、〜」のように、前の許可や説明に条件を加える文で出やすいです。

「しかし」は、意見文や説明文で広く使われ、前後の内容が対立しているときに自然です。

まとめ

「しかし」=前の内容と反対のことを言う
「ただし」=前の内容に条件・例外・注意点を加える

逆接なら「しかし」、条件追加なら「ただし」と考えると、読解でも会話でも使い分けやすくなります。

関連まとめ:読解で差がつく接続表現まとめ


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