「において」と「で」の違いは?硬い書き言葉と日常表現の使い分け

2026年06月24日(水) 10時56分27秒

更新: 2026年07月05日(日) 07時42分15秒

「において」と「で」の違いは?硬い書き言葉と日常表現の使い分け

「において」と「で」の違いは?硬い書き言葉と日常表現の使い分け

「において」と「で」は、どちらも場所や場面を表すことがあります。

しかし、ニュアンスは同じではありません。
「で」は日常的で広く使える表現、「において」は硬い書き言葉で、場所・場面・分野を改まって示す表現です。

「で」は日常的な表現

「で」は、場所、手段、原因、範囲など、さまざまな意味で使われます。
会話でも文章でも自然に使える基本表現です。

例文:
学校で日本語を勉強しています。
会議で新しい計画を話しました。
日本でこのサービスが始まりました。

日常会話では、ほとんどの場合「で」を使えば自然です。

「において」は硬い書き言葉

「において」は、ニュース、論文、案内文、ビジネス文書などでよく使われます。
「場所」「場面」「分野」を改まって示すときに使います。

例文:
本校において、入学式を行います。
現代社会において、情報管理は重要です。
医療の分野において、AIの利用が進んでいます。

「において」は会話で使うと少し硬く聞こえることがあります。

置き換えられる場合

場所や場面を表す場合、「において」は「で」に置き換えられることがあります。

例文:
会議で発表しました。
会議において発表しました。

意味は近いですが、「会議において」のほうが硬く、公式な印象になります。

置き換えに注意が必要な場合

「で」が手段や材料を表す場合、「において」には置き換えられません。

例文:
電車で行きます。
この文の「で」は手段なので、「電車において行きます」とは言いません。

また、「日本語で話します」の「で」も言語という手段を表すため、「日本語において話します」とは言いません。

まとめ

「で」=日常的で広く使える
「において」=場所・場面・分野を改まって示す硬い表現

JLPTでは、「現代社会」「国際会議」「教育の分野」など、硬い文脈で「において」が使われやすいです。
会話では「で」、論文・ニュース・公式文では「において」と覚えると整理しやすくなります。

関連まとめ:JLPT N2でよく出る硬い書き言葉まとめ


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