「に限らず」と「だけでなく」の違いは?範囲の広がりを表す表現

2026年06月24日(水) 10時56分27秒

更新: 2026年07月07日(火) 06時45分42秒

「に限らず」と「だけでなく」の違いは?範囲の広がりを表す表現

「に限らず」と「だけでなく」の違いは?範囲の広がりを表す表現

「に限らず」と「だけでなく」は、どちらも「それだけではない」と言いたいときに使えます。

ただし、中心となる考え方が少し違います。
「だけでなく」は追加、「に限らず」は範囲を限定しないことを表します。

「だけでなく」は追加

「AだけでなくBも」は、「Aに加えてBも」という意味です。
AとBを並べて、情報を追加します。

例文:
彼は日本語だけでなく、英語も話せます。
この店は味だけでなく、サービスもいいです。
この問題は学生だけでなく、教師にも関係があります。

「だけでなく」は、AにBを足して説明する表現です。

「に限らず」は範囲を広げる

「Aに限らず」は、「Aだけに限定しないで、ほかにも広く」という意味です。
特定の例を出したあと、範囲を広げるときに使います。

例文:
若者に限らず、多くの人がスマホを使っています。
日本に限らず、世界中でこの問題が注目されています。
文法に限らず、語彙や読解も大切です。

「に限らず」は、「Aだけではない。もっと広い範囲だ」と言いたいときに自然です。

違いの整理

「だけでなく」は、AにBを追加する表現です。
「に限らず」は、Aだけに範囲を限定しない表現です。

例文:
学生だけでなく、社会人もこの講座を受けています。
学生に限らず、社会人や主婦など多くの人がこの講座を受けています。

前者は「学生+社会人」という追加の形です。
後者は「学生だけではなく、もっと広い人たち」という範囲の広がりを表します。

JLPTでの注意点

「に限らず」は、ニュースや説明文などでよく使われます。
特に「日本に限らず」「若者に限らず」「この分野に限らず」のように、ある例から広い範囲へ話を広げる文で出やすいです。

まとめ

「だけでなく」=AにBを追加する
「に限らず」=Aだけに限定しないで範囲を広げる

情報を足すなら「だけでなく」、範囲の広さを言いたいなら「に限らず」と考えるとわかりやすくなります。

関連まとめ:JLPTで迷いやすい限定表現まとめ


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