「合格するために勉強する」と「合格できるように勉強する」。
どちらも正解ですが、実はニュアンスが違います。この2つの違いを、動詞の「意志」という視点から整理しましょう。
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意志の「ために」
自分の力でコントロールできる「具体的な行動」を目的とする時に使います。
・接続: 動詞の辞書形(意志動詞) + ために
・例: 日本で働くために、日本語を勉強している。
・例: 車を買うために、貯金している。
「働く」「買う」といった、自分の意志で決めて実行できるアクションが前に来ます。 -
状態・能力の「ように」
自分では直接コントロールしにくい「状態の実現」や「能力の獲得」を目的とする時に使います。
・接続: 無意志動詞 / 可能動詞 / 否定形(ない形) + ように
・例: 忘れないように、メモを取る。
・例: 早く日本語が話せるように、毎日練習する。
「忘れない(無意識)」「話せる(能力)」など、結果としてそうなることを目指す場合に適しています。
よくあるミス:可能形に「ために」を付ける
ここが試験の落とし穴です。
× 漢字を覚えられるために、練習する(間違い)
〇 漢字を覚えるために、練習する(意志)
〇 漢字を覚えられるように、練習する(可能・状態)
可能形(~できる)やナイ形(~ない)が出てきたら、迷わず「ように」を選びましょう。
まとめ:迷ったら動詞の形をチェック
・意志動詞(やるぞ!という行動) + ために
・可能動詞・ナイ形(~の状態になる) + ように
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